年老いた動物達に優しい治療を

胆泥症と胆嚢粘液嚢腫

胆泥症と胆嚢粘液嚢腫

腹部超音波検査が一般的になってきました。
多くの小型犬(特にチワワ・トイプードル・ミニチュアシュナウザー)で、胆嚢の中に白い陰が映ります。
これには2種類の病態があって、1つは胆泥症、もう一つは胆嚢粘液嚢腫です。
超音波画像で明らかな違いが見られます。

胆泥症(たんでいしょう)

数年前より小動物臨床の現場で胆泥症をどう扱うかが問題になっていました。
胆泥沈着は正常な状態ではなく、将来的に胆管閉塞から黄疸になる危険性があるため、
積極的に治療したほうが良いという意見が一つ。
もう一つは、沢山の犬が胆泥を持っていても、実際は人の胆石症のような症状が全く無く、
閉塞性黄疸になるケースも少ないので、胆嚢摘出手術はもちろん、
内科的治療も必要ないという意見がありました。
現在では超音波検査で胆泥が見つかっても、症状が見られない場合は
治療の対象としないというのが主流になってきました。
当院でもこの傾向を重視し、急性膵炎、十二指腸炎などの重篤な症状を繰り返すワンちゃんを除いて、
積極的な治療はせず、飼い主さんと共に注意深く観察を続けることとしました。

胆泥症

胆嚢粘液嚢腫(たんのうねんえきのうしゅ)

胆泥症とは異なる病態で、悪化すると胆嚢破裂を起こし、致死的な腹膜炎を起こすので、
外科的な摘出手術になります。

胆嚢粘液嚢腫

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